地域の為の筑波銀行

筑波銀行の今後

筑波銀行は2010年の合併によって誕生した銀行ですが、実はその少し前の2006年にも関東つくば銀行と茨城銀行を合併してひたちの銀行を立ち上げるという話が出ていました。しかしその話に折り合いがつかず、再度合併の合意に至ったのが2010年だったのです。

過去を見ると確かに大丈夫なの?と思ってしまいそうですが、今現在の筑波銀行では支店の統廃合も進み、だいぶ落ち着きを見せているというのが現状です。では、今後の筑波銀行はどうなっていくのでしょうか。

地方銀行の合併というのは、何も筑波銀行の誕生だけが特殊な例ではありません。特に2010年辺りは経営統合が活発化していました。関西アーバン銀行がびわこ銀行を合併して誕生した関西アーバン銀行や、池田銀行と泉州銀行が合併して誕生した池田泉州銀行もそうです。

なぜ今、合併が行われているかというと、少子化や高齢化社会になるにつれて生じてくる、今までの経済の流れとのズレに対応する為です。また製造などの業種が地方から海外へ推移しているので、その融資の方向性を修正するためには、地方銀行同士の認識を共通の物にした方が有利であるという見解もあります。

また今現在銀行で使用しているオンラインのシステムが、ちょうど変更する時期になっているのも一つの理由になるでしょう。金融庁も大きなシステム改革を行ったので、それに合わせて経営革新を行っているというわけです。

それに加え、20〜30代の顧客層がネットバンキングへシフトチェンジしているという現状もあり、地方銀行のネットバンキングへの力の入れ方も大きくなっています。すでに金利を上げて全国から口座開設を可能にしている地方銀行も見られます。筑波銀行もこれらの地方銀行共通の課題に取り組んで、地域活性化を目指し、ますます発展していく兆しが見えています。